「今日、汗かきすぎた。この状態で電車に乗ったら、絶対まわりに変な人だと思われる」。友達がそう言って、電車を1本見送ったことがある。僕は正直、ちょっと戸惑った。汗をかくのは、生きてる人間なら全員するよね。隣に汗だくの人がいても、僕はなんとも思わない。というか、次の駅で忘れてる。
でも彼女の中では違った。「見られてる」「ジャッジされてる」。この感覚が、いつも一緒にいる。そしてこれ、彼女だけの話じゃないんだよね。🤔

日本で育つと、頭の中に観客席がある感じ、わかるかな。好きな映画やバンドを人に言うとき、「これ言ったら、どう思われるかな」。感情を顔に出すとき、「泣いたら、めんどくさい人と思われるかな」。ドラッグストアで生理用品を買うとき、レジで一瞬、目を伏せる。
どれも、生きてたら当たり前のこと。なのに、そのひとつひとつに「恥ずかしい」がついてくる。頭の中に、いつも観客がいる。この観客が、あなたの一挙一動を採点してるみたいに、ずっと後ろに座ってるんだ。
ここでちょっと残酷な事実を言うね。その観客席、ほとんど空席なんだ。
心理学に「スポットライト効果」って言葉がある。自分では「みんなに見られてる」と思ってるけど、実際は他人はあなたのことをそこまで見てない、っていう人間のクセのこと。電車の中の全員は、自分のスマホと、自分の悩みで頭がいっぱい。あなたの汗なんて、1秒も記憶に残らないよ。
僕も昔は、カフェで一人でご飯を食べるのすら「寂しい人と思われそう」で無理だった。でもある日気づいた。まわりの誰も、僕なんて見てなかった。採点してる人は、想像の中にしかいない。

問題は、この見えない観客が、けっこう大事なものを静かに奪っていくこと。
「発音が下手で恥ずかしい」から、英語を話さない。「一人で参加したら浮くかも」から、イベントに行かない。「いきなり連絡したら重いかな」から、気になる人にメッセージしない。ぜんぶ、"どう思われるか"で止まってるんだよね。
でも考えてみて。その一歩を止めてるのは、実在しない観客の視線なんだ。恥をかかないために、チャンスを捨ててる。これ、めちゃくちゃもったいなくない?😔
おもしろいのがここ。文化が違う友達ができると、あなたが「恥ずかしい」と信じてたことの多くが、向こうにはそもそも存在しないんだ。
下手な英語? 向こうは「第二言語で話そうとしてる時点ですごい」と本気で思ってる。感情を出す? むしろ「ちゃんと感じてる人」として好かれる。一人で来た? 「へえ、自立してるね」で終わり。あなたが必死で隠してた"恥"を、相手は1ミリも気にしてない。
これ、説教じゃなくて、実際に会って初めてわかる感覚なんだよね。「あ、これでよかったんだ」って、頭じゃなく体でわかる瞬間がくる。別の"普通"を知ると、呪いがほどける。

いきなり「人の目を気にするな」なんて、無理だよね。僕もそう。性格はそう簡単に変わらない。でも、まわりの環境は変えられる。
SewaYouは、地図ベースのアプリ。自分の街の近くで、新しい友達を作りたい人が今どこにいるかを見せてくれる。日本にいる外国人も、地元の人も、地図の上にちゃんといる。共通してるのは、みんな「ちょっと勇気を出して、誰かと繋がりたい」と思ってること。だから、あなたの下手な英語も、一人で来たことも、誰もジャッジしない。同じ一歩を踏み出す人しか、そこにいない。

汗をかいた日も、英語を噛んだ日も、一人でカフェにいる日も、あなたは十分「普通」だよ。頭の中の観客席は、そっと閉めていい。そして、あなたを採点しない誰かと、実際に会ってみて。「これでよかったんだ」が、想像じゃなくて体でわかるから。そこから、世界はちょっとずつ広がっていくよ😊