最近、App StoreとGoogle Playの日本語レビュー欄を眺めていると、HelloTalkに対するある問いが何度も目に入るようになった。2026年7月18日に投稿された、こんなタイトルの英語レビューだ。
Why Is Searching for Native Speakers No Longer a Basic Feature?
このレビュアー、感情的にキレてるわけじゃない。むしろ、すごくフェアな線引きをしている。原文の一部をそのまま引用するとこうだ。
I think it makes sense to charge for extra features that aren't essential for language learning, like finding people nearby. But being able to search for people whose native language matches your target language should be a basic feature, shouldn't it?
要するに、「近くの人を探すみたいな便利機能に課金するのは分かる。でも、学びたい言語の母語話者を探せることは、基本機能では?」という話。これ、すごくまっとうな指摘だと思う。
先に大事な前置きをしておく。このレビューをはじめ、2026年5月から7月にかけて複数のレビュアーが「無料だと相手の母語や学習言語で絞り込めなくなった」と報告している。ただ、HelloTalkが公式にこの仕様変更を発表した、という情報はこちらでは確認できていない。マーケティングページには今も母語でパートナーを探せると書いてある。だからこの記事では、これを事実として断定せず、あくまで「レビュアーがそう報告している」という話として扱う。

今回目を通したのは、2026年7月25日時点で、日本のApp StoreとGoogle Playに投稿された最新の書き込みレビュー100件(iOS 50件、Android 50件)。念のため書いておくと、これはHelloTalkの総合評価じゃない。累計スコアでもなく、あくまで「直近の書き込みレビュー」を切り取ったスナップショットだ。
その100件のうち、49件が★1(49%)、★1か★2が59件(59%)。この100件の中での平均は2.33。繰り返すけど、アプリ全体の評価がこの数字という意味ではない。
内訳をざっくり分けると、こんな感じだった。「改悪」や課金まわりの不満が16件、出会い目的や詐欺っぽいDMへの不満が21件、前触れのないBANや凍結が15件、広告が7件、検索や言語選択そのものへの不満が5件。
たとえば7月21日の★1レビューは、タイトルがそのまま「大改悪」。
無料会員では言語パートナーの母国語と学習言語を選択できなくなった
マイナス調整で有料会員を増やす試みは最悪
これも、あくまでレビュアーの受け止めだ。ただ、同じ趣旨の声がこの数ヶ月、日本語でも英語でも並んでいるのは事実だった。
フェアでいたいので、はっきり書いておきたい。HelloTalkは、けなすために持ち出すようなアプリじゃない。
10年以上かけて積み上げた巨大なユーザー数がまずある。だからいつ開いても「今すぐ話せる誰か」がほぼ必ずいる。これは、シンプルにものすごい強みだ。テキストにもボイスにも使える添削機能は正直かなり優秀で、しかも添削機能は今でも無料。Voiceroomやタイムラインのフィードも、飾りじゃなくちゃんと役に立つ機能だし、チャットまわりの基本は今でも多くが無料で使える。
これだけのものを10年積み上げてきたのは、本当にすごいこと。この記事は、そこを否定したいわけじゃない 🙂

レビュー欄には、母語検索の話以外にもいくつかのパターンがあった。どれも実在のレビューから引用しておく。
起動まわりと広告について、7月21日のAndroidレビューはこう書いている。
10年くらい前に入れてて、最近ちょっとやったけど改悪も良いところだな。ただでさえ制限がなかった状態から制限をつけまくって、さも課金で新しい機能を試せるようにして見せてるけど コレ昔からやってる人は納得できんの? それらは置いておいても、アプリ起動時謎に広告見せられるのきもすぎるだろさすがに
課金を促されるタイミングについては、6月17日のこのレビューが端的だ。
何回か翻訳機能使うとすぐサブスクで課金を促す。だから一々コピペしてる。
出会い目的や詐欺のDMは、この100件の中でも一番多い21件。6月27日のレビューはこう締めていた。
詐欺師からもガンガンメッセージが届きますので友達作りは慎重に
そして、前触れのない凍結。6月4日のレビューはこう書いている。
事前の警告もなくアカウントが凍結されました。理由については「通報があった」とだけ説明され、具体的にどの規約に違反したのかは明示されませんでした。カスタマーサポートに問い合わせても、定型文のような回答を繰り返すのみで、納得できる説明は得られませんでした。
最初の母語検索レビューには、運営から丁寧な返信もついていた。原文はこうだ。
Thank you for contacting us. We're truly sorry to hear about your negative experience, and we sincerely apologize for any frustration you've encountered while using the app. We will send your feedback to our Product Team.
念のため書いておくと、大量のレビューに返信をつけること自体は、規模の大きいサービスなら普通の運用で、誠実な姿勢だと思う。Google Playの直近レビューでも、50件中39件に運営の返信がついていた。トーンは丁寧だ。
ただ、返信はだいたい「フィードバックを共有します」「support@hellotalk.comへ」で終わる。ここにズレがある。レビュアーが困っているのは、サポート窓口で片づくトラブルじゃない。「無料プランに何が含まれるか」という設計そのものの判断なんだ。定型文の丁寧な返信は、そのズレを埋められない。悪意の話じゃなくて、単純に、種類の違う問題なんだよね。
最初のレビュアーの線引きに、もう一度戻りたい。
近くの人を探すとか、距離で絞るとか、そういう「便利にする」機能に課金するのは分かる。でも、学びたい言語の母語話者を探せることは、language exchangeアプリの入り口そのものだ。便利機能じゃなくて、「誰に会えるか」を決める部分。
ここを絞ると、アプリの性格が静かに変わる。「もっと快適に使うために課金してね」から、「そもそも会いたい相手に会うために課金してね」へ。そして、会いたい相手に会えないアプリは、便利さがどうこう以前に、友達を作る場所ではなくなってしまう。批判すべきは誰かの人柄じゃなくて、この設計判断が利用者にもたらす結果のほうだと思う。

SewaYouの立場はシンプルだ。「近くにいる本物の人を見つけること」は、アップセルじゃなくて商品そのもの、という考え方。
だから、近くの実在の人が見える地図は無料。そして、まさにレビュアーが「なくなった」と言っているのに近い機能が、SewaYouでは無料で使える。日本人ネイティブだけを表示するトグルは無料だ。外国人ユーザーは「日本人ネイティブだけ」を表示できるし、日本人ユーザーは逆に日本人ネイティブを非表示にできる。設定 > アカウント > プライバシーからも切り替えられて、Pro限定じゃない。誰でも無料で使える。
ただ、ここでSewaYouを「全部無料」みたいに書いたら、この記事が批判しているのと同じことをやることになる。だから正直に書く。SewaYouにもPro限定のフィルターは4つある。「今日アクティブ」「今週アクティブ」「最近アクティブ」「認証済みのみ」、この4つはPro。一方で、年齢・性別・国、そして日本人ネイティブのトグルは無料。ここを隠すつもりはない。
SewaYouは、勉強アプリでも恋愛アプリでもない。世界のどこでも使える、地図ベースの「近くの本物の人と出会って、実際に友達になる」ためのアプリだ。スワイプはない。近くに実際に誰がいるか見えて、話しかけて、会う。やることはそれだけ 🌏

最後に、一番言いたいことを。
検索フィルターを完璧に設定したから流暢になった人を、僕は見たことがない。流暢になった人はみんな、たまたま近くにいた誰かが「また話したい友達」になって、気づいたら話せるようになっていた。順番はいつも、友達が先なんだ。
だから、友達優先のアプリは勉強アプリの下位互換じゃない。むしろ、language exchangeが本当はこうなるはずだった、という形に近い。誰に会えるかを絞られて悩んでいるなら、まずは近くに実際に誰がいるのかを見てみてほしい。SewaYouは無料で、近くの本物の人と出会うために作られている。今日、外の世界のドアを1つだけ開けてみよう 😎