ホストファミリーとして留学生を迎えた家庭、クラスに交換留学生が来た高校生、そして新しい学校に移った子どもを見守る親御さん。今日はそんな人たちに向けて書くね。
最近、海外のネット掲示板で、ある17歳の交換留学生の投稿を読んだ。日本の地方の高校に通い、ホストファミリーと暮らしている子だ。勉強は毎日何時間も頑張っている。でも、クラスメイトを誘っても断られるか、約束がキャンセルになる。都会に配属された他の留学生は誘われているのに、自分は誰ともつながれていない。「このままだと燃え尽きてしまいそう」と書いていた。
これを読んで僕が思ったのは、周りの大人は、たぶん気づいていないということ。礼儀正しくて、勉強熱心で、「大丈夫です」と笑う子ほど、しんどさが見えにくいんだよね😢

留学生や転校生が苦しいとき、それはあまり「泣いている」「部屋にこもる」といった分かりやすい形では出てこない。むしろ逆のことが多い。
たとえば、こんな様子はないかな。
長時間の勉強は、一見すると立派だよね。でも実は「他にやることがない」「誰かと過ごす予定がない」ことの裏返しの場合がある。机に向かっている時間は、誰からも誘われない時間でもあるんだ📚
もうひとつ大事なのは、比較の苦しさ。SNSで他の留学生の楽しそうな写真を見て、「自分だけうまくいっていない」と感じてしまう。これは本人の努力不足じゃない。地方の学校は部活や塾や家の用事で、みんなの予定が最初から埋まっていることが多い。断られるのは、本人のせいじゃないことが大半なんだ。
受け入れる側がやりがちなのが、最初に大きな歓迎をして、そのあと日常に戻ってしまうこと。歓迎会、観光、記念写真。どれも嬉しいけど、それだけでは「居場所」にはならない。
居場所ができるのは、同じ人と、同じ場所で、同じことを何度も繰り返したとき。特に人見知り同士だと、向かい合って話すより、横に並んで何かをするほうがずっと楽なんだよね。
だから、ホストファミリーやクラスメイトにおすすめしたいのは「軽くて、断りやすくて、何度も繰り返せる誘い」。
クラスメイトなら、こんな感じ👇
「今日の昼、一緒に食べる?」 「帰り、駅まで一緒に行こう」 「明日の小テスト、昼休みにちょっと一緒にやらない?」
ホストファミリーなら、こう。
「夕飯作るの、ちょっと手伝ってくれる?」 「明日スーパー行くけど、一緒に来る?来なくても全然大丈夫だよ」 「日曜に近所の掃除があるんだけど、顔出してみる?」
ポイントは、断っても気まずくならない言い方にすること。そして一回断られても、来週また軽く声をかけること。一回の大イベントより、十回の小さな声かけのほうが、ずっと心に残るんだ✨

留学生側から見ると、日本の地方の高校生は「部活と勉強以外に趣味がない」ように見えることがある。でも実際は、目立つのが少し怖くて、好きなことを最初から話さないだけってこと、多いよね。
だからクラスメイトの側から、ちょっとだけ自分を見せてあげてほしい。「趣味は何?」と聞かれると身構えるけど、小さな話題なら返しやすい。
「昨日なに見た?」 「そのキーホルダー、何のキャラ?」 「〇〇(留学生の国)のお菓子で、おすすめある?」
好きなアニメや音楽、地元のおいしい店。そういう小さな共通点から、少しずつ話せるようになる。部活に誘うのもいい方法だよ。吹奏楽でも陸上でも美術部でも、毎日同じメンバーと過ごす場所があるだけで、学校の居心地はかなり変わる。
留学生にとって、ホストファミリーは町で一番つながりを持っている存在。だからこそ、できることがたくさんある。
近所のお祭りの準備、地域のスポーツサークル、親戚の集まり、知り合いのお店の手伝い。イベント情報サイトには載っていない「地元の輪」に連れていけるのは、ホストファミリーだけなんだ🏡
ただ、無理に予定を詰め込む必要はない。大事なのは、一度こう聞いてみること。
「最近、学校どう?友達ともっと会えたらいいなって思うことある?」 「行ってみたい場所とか、やってみたいことがあったら教えてね。一緒に考えよう」
「全部うまくいってる?」と聞くと、多くの子は「はい」と答えてしまう。具体的に、答えやすい形で聞くのがコツだよ。家で一緒に料理をする、テレビを見ながら話す。そんな時間も、本人にとっては立派な日本語の練習になるし、「ここにいていいんだ」と感じるきっかけになる。

もし「最近ずっと元気がない」「燃え尽きそう」「来なければよかった」といった言葉が出てきたら、ホストファミリーや友達だけで解決しようとしないで。
多くの交換留学プログラムには、留学生をサポートする担当のコーディネーターがいる。様子が気になったら、早めに連絡して相談してほしい。学校に相談できる担任の先生やスクールカウンセラーがいれば、その人たちにも共有しよう。本人の気持ちを尊重しつつ、「心配しているから、担当の人にも話してみない?」と伝えるのがいいと思う。
クラスメイトの高校生なら、自分で全部背負わなくていい。「最近しんどそうだな」と感じたら、担任の先生や保健室の先生など、信頼できる大人に伝えてね。それは告げ口じゃなくて、友達を守る行動だよ。
そして、命に関わる危険を感じたときは、迷わず119番や身近な大人にすぐ助けを求めてほしい。早めに相談するのは大げさじゃないからね。
留学生を受け入れる大人にとっても、この一年は異文化に触れる貴重な時間。でも、ホスト側もけっこう孤独だったりする。「この接し方で合ってるのかな」「他の国の人はどう考えるんだろう」と思うこと、あるよね。
そんな大人のホストファミリーにおすすめしたいのがSewaYou。地図で近くの人や世界中の人を見つけられる、友達作りのためのアプリなんだ。近所にいる外国人の大人とつながったり、家にいながら他の国や都市の人と話したり、旅行の予定がなくてもオンラインで友達を作ったり、近くにいるときに実際に会ったりできる。フィルター機能もあるよ。ほかのアプリと同じように、会うときは人の多い場所を選ぶなど、基本的な安全対策は忘れずにね。
なお、SewaYouは大人のためのサービス。ここでおすすめしているのは、ホストファミリーの保護者など大人が自分自身の異文化の友達を作る使い方だよ。未成年の留学生や高校生の友達作りは、学校や部活、地域の活動、プログラムのサポートを通じて、周りの大人が見守る形で進めてあげてね。
ホストの大人が世界の人と気軽に話せるようになると、家の中の空気も変わる。「いろんな国の人がいて当たり前」という雰囲気は、留学生にとってもきっと安心材料になるはずだよ😊

地方での留学は、友達ができるまでに時間がかかることが多い。でも、そのぶん関係は深くなりやすい。何年たっても連絡を取り合うのは、田舎のホストファミリーや部活の仲間だった、という話はよく聞くよね。
今日できることはシンプル。昼ごはんに一度誘う。夕飯の支度を一緒にする。「最近どう?」と具体的に聞く。気になったら、コーディネーターや先生に早めに相談する。
その小さな積み重ねが、留学生にとって「この町に来てよかった」と思える一年をつくる。そして大人のあなた自身も、世界とのつながりを広げてみたいなら、SewaYouをダウンロードして、近くの人や遠くの国の人と話してみてね🌍