たとえば、英語を練習しようとHelloTalkを開いて、話の合う相手が見つかったとする。週末のことを音声メッセージで話したり、好きな韓国ドラマの話をしたり、お互いの間違いを直し合ったり。
ところが数日たつと、少し空気が変わってくる。写真をほめるメッセージ、「彼氏いるの?」という質問、どう見ても英語の練習ではない飲みの誘い。相手のことは話し相手として好き。でも、こっちが探しているのは友達で、恋愛じゃない。さて、どうしよう。
友達でいたいだけでも、まったく問題ない。
まずはアプリ自身の言葉から。自分が「気にしすぎ」なのかどうか、ここではっきりする。HelloTalkのブログは、HelloTalkは言語交換アプリであってデートアプリではない、とはっきり書いている。安全に関するFAQでも、HelloTalkを恋愛目的で使う人には気をつけるよう呼びかけている。
同じブログには、覚えておきたい言葉が二つある。言語交換で親しくすることは、恋愛や性的な関心への同意ではないこと。そして、会話を学習の話に戻すのに、誰かに説明する義務はないこと。
説明する義務は、誰にもない。
これは相手のためでもある。恋愛っぽい方向に話を寄せてくる人が、悪い人とは限らない。ただ期待しているだけ、ということも多い。はっきり、でもやさしく伝えるほうが、相手も迷わずにすむ。

遠回しなヒントを十回出すより、はっきりした一文のほうがずっと効く。たとえばこんなふうに。
「いつも話せて楽しいです。私は友達として、言語交換をしたくて使っています。恋愛の目的はないけど、それでよければこれからも話しましょう」
HelloTalkのブログも、「I am here for language practice only」(言語の練習のためだけに使っています)という似た言い方を紹介している。一度だけ、明るいトーンで伝えたら、あとは本当にしたかった会話を続ければいい。
はっきりした一文が、いちばん効く。
同じものを求めていた人はほっとして、そこからむしろ話しやすくなることも多い。別のことを期待していた人は、たいてい自然と離れていく。それも悪い結果じゃない。友達を失ったわけではなく、求めているものが違うと早めにわかっただけだ。

実践編。言語交換アプリでも友達作りアプリでも役に立つ、四つの習慣を紹介する。
返事をしないことも、立派な答え。
これはHelloTalk自身の言い回しを借りたもので、とてもいい言葉だと思う。会話を終えるのに、わざわざ宣言はいらない。夜の時間はあなたのものだから、楽しいと思える会話に使えばいい。

線を引くことも大事だけど、最初から「友達がほしい」という目的が同じ場所で始めるのも、同じくらい効く。
それがSewaYouの考え方だ。SewaYouは、近くの人や世界中の人を地図で見つけられる、友達作りのためのアプリ。近くにいる人を見つけてあいさつして、近ければカフェでお茶をする。行ったことのない国を世界地図で探して、旅行の前から友達を作ることもできる。
お互いに、友達から始める。
いちばんいい言語交換は、勉強のようには感じないと思う。別の言葉を話す友達と、ただ一緒に過ごしている感じに近い。お互いに友達を作りに来ているなら、会話はふつうに日々の話でいい。
HelloTalkをアプリごと消す必要はない。添削や翻訳の機能は本当に便利だから、練習が楽しいなら続ければいい。上の一文は、いつでもコピーできるようにしておこう。
友達作りでは、同じものを求めている人を探そう。近くでも世界のどこでも見つけられる。ゆっくり知り合って、お互いの準備ができたら人の多い場所で会えばいい。
SewaYouをダウンロードして地図を開き、近くで同じように友達を探している誰かに、あいさつしてみよう。
