上司には「いいよ」と言われた。仲のいい同僚にもLINEで一言入れておいた。半休を取って用事を済ませ、午後はちゃんと戻って仕事もした。
なのに翌週の会議で、なぜかその半休が「チームの課題」として取り上げられる。「急すぎた」「みんなに迷惑がかかった」「戻ってきたときに悪びれた感じがなかった」。
え、許可取ったよね?😅
こういう経験、意外と多いんじゃないかな。今回のきっかけは、日本で働く外国人の方がRedditに書いていた話。在留カードの受け取りで半休を取ったら、先輩から会議で指摘されたという内容だった。でも読んでいて思ったのは、これは外国人だけの話じゃないってこと。日本人同士の職場でも、まったく同じことが起きてる。
半休の理由って、案外こちらではどうにもならないものが多いよね。役所の手続き、子どもの急な通院、親の付き添い、修理業者の訪問日。日程を決めるのは自分じゃなくて相手側、ということがよくある。
自分の中では「前から決まってた用事」でも、隣の席から見れば「木曜に突然いなくなった人」になる。相手のカレンダーには何も書いてないんだよね。

外国人の同僚の場合、この「見えなさ」はもっと大きくなる。在留資格の更新は、日本で生まれ育った人にはそもそも経験のない手続きだ。申請して、通知が届くのを待って、届いたら受け取りに行く。通知がいつ来るかは本人にも分からないし、窓口の混み具合によっては半日かかることもある、と元の投稿では同僚の外国人が説明していた。
つまり「1か月前にシフト表に書いておけばいい」は、物理的に無理なことがある。知らないと「計画性がない」に見えるけど、事情を知れば見え方が変わる。外国人の同僚が「どうしても外せない用事で」と言ったときは、まずそういう可能性を思い出してほしいな。
僕も長いこと勘違いしてたんだけど、職場で言われる「迷惑」って、実は休んだ時間の長さの話じゃないことが多い。
本当に引っかかってるのは「自分たちが知らないうちに予定が変わった」という感覚。だから、前もって分かっている丸一日の休みには何も言わない人が、当日知った半休にはピリッとする、なんてことが起きる。
「悪びれた感じがない」も同じ構造だと思う。こちらからすると、謝ったら自分が悪いと認めることになる。でも相手にとっての「すみません、ありがとうございました」は、謝罪というより空気をリセットする挨拶に近い。
もちろん、だからといって会議の場で個人の半休を問題にするやり方がフェアだとは思わない。ただ、何に引っかかっているかが分かれば、こちらにも打てる手が出てくる。
正確な日付が分からなくても、「近いうちに半日抜ける日がある」ことは分かっていることが多い。それを先に言っておくだけで、当日の印象はかなり変わる。
たとえば、こんな感じ👇
「来月あたり、役所の手続きで半日抜ける日が出そうです。日にちが分かったらすぐ共有しますね」
外国人の同僚なら、「在留カードの更新を申請しました。受け取りの通知が来たら、半日ほど入管に行く必要があります」と伝えておけば十分だ。

シフト表や共有カレンダーがあるなら「〇〇さん 半休予定(日付未定)」と仮で入れておくのもあり。そうすれば当日は「急な休み」じゃなくて「前から聞いてた予定の確定」になる。
上司の許可だけで終わらせず、上司からチームに一言伝えてもらうのも効く。同じ内容でも、上の人から聞くと「特別扱い」じゃなくて「ただの予定」に聞こえるから。
抜ける前に、自分の仕事のどこを誰に頼むのかを短く残しておこう。長い資料はいらない。
これがあるだけで、代わりに対応した人の「何をすればいいか分からない」ストレスがかなり減る。3行のメモが、あとの不満を防ぐ。
戻ってきたら、「お休みいただいてありがとうございました。〇〇さん、書類の件助かりました」と一言。対応してくれた人の名前を入れると、ぐっと伝わり方が変わる。
これは「自分が悪かった」という意味じゃない。自分の休みに合わせて、誰かの一日が少し動いたことに気づいてますよ、というサインだ。
正直、こちらに選択肢がなかった用事のためにお礼を言うのは、ちょっと理不尽に感じるかもしれない。でも、毎日顔を合わせる人たちとの冷戦に比べたら、これはかなり安いコストだと僕は思う。
あんな会議のあとだと、「次からは頭痛って言って丸一日休もう」と思う気持ち、すごく分かる。元の投稿の人もそう書いていた。
でもそれ、だいたい逆効果なんだよね。半日で済んだはずの仕事を丸一日失うし、当日の「急な休み」であることは何も変わらない。しかも話を合わせ続けなきゃいけない嘘がひとつ増える。
早めの本当のことは、あとからの言い訳に勝つ。正直に、早めに、短く伝える。それを何回か続けると、「この人の休みはちゃんとした理由があって、事前に分かる」という信頼が積み上がる。それが結局、自分の境界線を一番守ってくれる。
それでも同じ指摘が続くなら、それは段取りの問題じゃなくて別の問題かもしれない。上司と個別に落ち着いて話す、社外の信頼できる人に相談する、という選択肢も持っておこう。
こういう週のいちばんしんどいところって、会議そのものより、「言い訳だと思われる」感覚を一人で抱えることだったりする。
だからこそ、職場の外に話せる人がいるのは大きい。「それはひどいね、でも私ならこうするかも」と言ってくれる友達。違う会社の働き方を知っている人。外国人の同僚の立場が気になるなら、実際に日本で働く外国人の友達から、在留手続きのリアルを聞いてみるのもいい。知っているだけで、次に同僚が「外せない用事で」と言ったときの受け止め方が変わるから。

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職場だけが人間関係のすべてだと、ひとつの会議の空気に一週間ふり回される。話せる場所は職場の外にも作っておこう。
役所の手続きも、通院も、在留カードの更新も、一回で終わりじゃない。また似たような日は来るし、そのたびに分かってくれない人がいるかもしれない。
全員の考え方を変えることはできない。でも、どれだけ早く伝えるか、どう引き継ぐか、戻ってきたときにどう締めるかは自分で決められる。そして、それでもうまくいかなかった日に話せる相手を、職場の外に持っておくこともできる。
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