フランクフルトでも、マンハッタンでも、バンコクでも。海外に来てしばらく経った駐妻から、わたしは同じ言葉を何度も聞いてきた。
「自分が誰だったのか、わからなくなってきた」
日本にいた頃は、ちゃんと肩書きがあった。〇〇会社の△△さん。後輩に頼られて、同期とランチして、上司に怒られて。良くも悪くも、社会の中に自分の居場所があった。
それが、夫の海外赴任についてきた瞬間に、ぜんぶ消えた。今のあなたは、誰かと話すときいつも「△△の妻です」から始まる。あなた自身の名前を、最後にちゃんと呼ばれたのはいつだろう。😔
肩書きを失う、という孤独。
これは、ぜいたくな悩みなんかじゃない。
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ある駐妻向けのアンケート「駐妻白書」で、92.4%という数字が出ていた。海外で暮らす妻たちの、実に9割以上が、SNSを心のよりどころにしているという話だ。
この数字を見て「依存しすぎ」「現実を見なよ」なんて思う人もいるかもしれない。でも、わたしはこの92.4%を、まったく逆の意味で受け取っている。
これは、依存の数字じゃない。孤独の、悲鳴みたいな数字。
だって、考えてみてほしい。昼間、夫は仕事。子どもがいれば学校。言葉も完璧には通じない街で、ふと黙り込んだとき、すぐに日本語で誰かとつながれる窓は、スマホの中にしかない。インスタで日本の友達の投稿を見て、ちょっと泣いて、また閉じる。
それを毎日くり返してしまうのは、あなたの心が弱いからじゃない。つながれる場所が、画面の中しかないから。 ただ、それだけのことなんだ。
だからまず、SNSばかり見てしまう自分を、責めるのをやめよう。責めるべきものは、最初からそこにはない。

肩書きを失った苦しさの正体は、たぶん「役割」しか残っていないことだと思う。
夫の妻。子どものママ。その役割は大切だけど、それは「あなたが誰のために存在しているか」を示すだけで、「あなたが誰なのか」は教えてくれない。
日本にいた頃のあなたには、役割の外にある時間があったはずだ。仕事帰りに寄ったカフェ。同僚との他愛ない雑談。誰かに「あなたって、こういうとこあるよね」と笑われる瞬間。そういう小さなやりとりの積み重ねが、「わたしはこういう人間だ」という感覚を、毎日そっと支えてくれていた。
海外に来て、その積み重ねが、まるごと無くなった。
だから取り戻すべきなのは、立派なキャリアでも、流暢な現地語でもない。「奥さん」以外の自分で、誰かと笑い合う、ほんの数十分。それだけで、人は驚くほど自分を取り戻せる。
孤独と向き合うコツは、たぶん「気持ちを整える」だけじゃ足りない。
日記を書いても、瞑想しても、自己啓発の本を読んでも、ひとりの部屋に戻れば孤独はそこにいる。心の中だけで完結させようとすると、たいてい行き詰まる。
必要なのは、ほんの少しだけ、外に向かう一歩。とはいえ、いきなり現地のコミュニティに飛び込めとか、ママ友グループに入れとか、そういう話じゃない。あれは、しんどい人にはとことんしんどい。
提案したいのは、もっと小さなこと。まずは、ひとりでいい。 同じ街に住んでいて、お茶くらいなら一緒に飲めそうな人を、たったひとり見つける。
10人の友達はいらない。グループLINEも、ホームパーティーも、今はいらない。半径数キロの世界に、顔を合わせて話せる人がひとりいるだけで、駐妻の毎日は驚くほど変わる。近くにいる、たったひとり。 そこから全部が始まる。

その「たったひとり」を、どうやって見つけるか。
ここで使ってほしいのが、SewaYouというアプリ。地図ベースで、近くの人も、世界中の気になる地域の人も探せる。今いる街に地図を合わせれば、会いに行ける距離の友達を探しやすい。
ポイントは、日本専用じゃないこと。フランクフルトでも、マンハッタンでも、バンコクでも、あなたが今いる場所がどこであっても、その街の近くにいる人が地図に表示される。だから「海外にいるから無理」は、最初から関係ない。世界のどこにいても、あなたの半径から始められる。
しかも、いきなり大勢とつながる場所じゃない。地図の上で、近くにいる相手をひとりずつ見つけて、出会っていく。最初の一歩としては、これくらいの距離感がちょうどいい。
自分の街に、もうひとり。 駐妻の孤独は、誰かと比べたり、無理にポジティブになったりして消すものじゃない。近くにいる、たったひとりと出会うこと。そこから、少しずつほどけていく。
肩書きを失ったあなたは、何も失っていない。まだ、出会っていないだけ。
近くにいる、その「ひとり」を見つけに行こう。👇
SewaYou は、地図ベースで「今あなたの近くにいる人」と出会えるアプリです。世界中どこにいても、あなたの街から始められます。