外国人と働き始めて、最初に面食らったのは英語そのものじゃなかった。会議で、入ったばかりの若手が上司の案に真っ向から「それは違うと思う」と言い放って、しかも誰ひとりざわつかなかった、あの瞬間だ。😳
日本の会議って、だいたい答えが決まってから開く「確認の場」だよね。根回しが終わって、みんなの顔が立つように整えてから席に着く。でも向こうの会議は違う。その場で意見をぶつけ合って、そこで初めて結論が出る。会社の外から見てた僕には、あれは議論じゃなくて喧嘩に見えた。でも本当は、その場で決着をつける文化なんだ。

日本だと、会議までに根回しがあって、空気を読んで、波風を立てないのが大人の対応。反対意見があっても、その場ではとりあえず頷いておいて、あとで個別に「ちょっといいですか」と相談する。それが礼儀だよね。
でも欧米の会議で同じことをやると、地味にまずい。黙って頷いていると、「この人は賛成なんだな」か「そもそも意見がないんだな」と受け取られる。あなたが気を遣って飲み込んだ反対意見は、誰にも届かないまま消えていく。向こうでは、**沈黙は「賛成」じゃなく「無関心」**に見えるんだ。
つまり、あなたが「察してほしい」と思って空けておいたスペースは、彼らからすると「何も置かれていない空き地」なんだよね。悪気なく、あなたの本音は毎回そこに埋もれていく。
「I disagree.」「That won't work.」外国人の同僚がこう言うと、日本人はつい、人格ごと否定された気がして固まっちゃう。声のトーンも強いし、目もそらさないしね。
でも彼らの頭の中では、否定してるのは「アイデア」であって「あなた」じゃない。さっきまで会議でバチバチに言い合ってた二人が、ランチで普通に笑ってる、あれが証拠だよ。否定されたのは意見で、あなたじゃない。フラットな組織だと、新人が役員に「それ、前提が間違ってますよ」と言うのも、失礼どころか「ちゃんと自分の頭で考えてる」として歓迎されたりする。上下じゃなくて、中身で殴り合うのが敬意、みたいな感覚なんだ。

ここが罠なんだよね。あなたが知ってる外国人が、職場の同僚だけだと、この誤解はいつまでも解けない。
同僚は、あなたと同じ利害の中にいる人たちだ。「さっきのミーティング、あの人、僕に怒ってたんですか?」なんて、いちいち聞ける相手じゃないし、聞かれたほうも正直には答えづらい。だから、見えない層はずっと見えないまま残る。あなたは毎晩「外国人ってやっぱり冷たいな」「攻撃的だな」って思いながら家に帰る。単語は全部聞き取れたのに、意味だけごっそり取りこぼして。でも本当は、冷たいんじゃなくて、周波数が違うだけ。そして、同僚には、本音を教えられないんだ。
これ、けっこう孤独なポジションだよ。毎日ちゃんと働いてるのに、自分だけルールブックを渡されてない気がする。しかも、答え合わせをする相手がいない。

僕にとって、外国人の世界がやっと腑に落ちたのは、ビジネス書でも英会話スクールでもなかった。仕事と全く関係ない、外国人の友達が数人できた時だ。
「さっき、ああ言ったら急に静かになったんだけど、何かまずかった?」そう気軽に聞ける相手。あなたの評価にも出世にも一切関係ないから、笑いながら本当のことを教えてくれる。「怒ってないって。ただ君がずっと黙ってたから、興味ないんだと思われたんだよ」ってね。あとで一緒に答え合わせしてくれる人。文化って、机の上で勉強するものじゃなくて、こうやって「録画を巻き戻して」教わるものなんだ。🎬
利害のない外国人の友達が一人か二人いるだけで、一年ぶんの会議より多くを教えてくれる。彼らは翻訳機みたいなもので、正体不明だった相手の言動に、急に字幕がつく感覚。そうなると、この文化のズレは「毎回落ちるテスト」じゃなくて、「少しずつ招き入れられてる場所」に変わっていく。

問題は、そういう相手をどこで見つけるか、だよね。よくあるアプリは、三駅先に住んでて、会う約束をした頃には消えてるユーザーのリストを渡してくるだけ。それは友達作りじゃなくて、ただのスマホいじりだ。
SewaYouは、地図ベースで「今、自分の近くで友達を探してる人」が見えるアプリ。地図を自分の街に合わせれば、フィードの向こうのアカウントじゃなくて、実際に会える距離にいる人が見つかる。世界中を探せるけれど、自分の街を中心に見れば、週末にカフェでサクッと会って、「ねえ、この前のあの会議、実はどういう空気だったの?」って聞ける関係になれるんだ。
だから、異文化の働き方は真剣に学んでいい。ハッキリ言う練習も、会議で口を開く練習もすればいい。でも、外国人の世界を、職場の中だけで独りで解読しようとしないで。会社は、本当の答えがいちばん見えにくい場所だから。今夜、地図を自分のエリアに合わせて、プロフィールをいくつか読んで、一生あなたの会議には出てこない誰かに、一言だけ送ってみて。文化のズレは、ちゃんと埋められる。あとは、それを訳して返してくれる友達が、一人いればいい。😎