学校で6年、大学でも英語、社会人になってからは英会話スクールにも通った。TOEICのスコアだってそれなりにある。面接も英語混じりで乗り切って、念願の外資系(または社内公用語が英語の部署)に入った。誇っていいはずなんだよね。
なのに、初日のミーティングで頭が真っ白になった。隣の同期はペラペラとは言わないまでも普通に発言してて、自分だけが「Yes」「OK」しか言えてない。会議が終わったあと、トイレで「私、なんでこの仕事受かったんだろう」って本気で思った。😞
もしこれが今のあなたなら、次の一行を二回読んでほしい。これ、あなたの英語力の問題じゃないから。

不思議だよね。メールの英語は読める。資料も理解できる。チャットなら落ち着いて書ける。なのにリアルタイムの会話になった瞬間、知ってるはずの単語が全部どこかに消える。
これは語彙が足りないからじゃない。脳のモードが違うだけ。読み書きは「自分のペースで処理する作業」で、会話は「相手のスピードに合わせて、考えながら同時に音を出す作業」。完全に別の筋肉なんだよね。
学校で10年やったのは、ほぼ全部「読み書き・テスト」の筋肉。会話の筋肉だけ、一度も鍛えていない。 だから固まる。当たり前のことが起きてるだけで、あなたが劣ってるわけじゃない。
ここが一番伝えたいところ。あの「みんなの前で英語が出てこない恥ずかしさ」は、日本人だけの病気じゃない。
日本に来た外国人が、何年も日本語を勉強して、面接も日本語で突破したのに、いざ日本の職場に入ると「外国人だから」と気を使われて、会議では空気になって、「自分はお飾りなんじゃないか」と毎朝不安になる。まったく同じことが、向きを変えて世界中で起きてる。
人は、新しい言語で「うまくできない自分」を人前にさらすのが本能的に怖い。それは知能とも努力とも関係ない。恥ずかしさは、あなたが真剣な証拠。 どうでもよかったら、そもそも緊張すらしないからね。

固まる人にはほぼ共通点がある。頭の中で「文法的に正しい完璧な文」を組み立ててから話そうとしてること。
その間に会話は3つ先のトピックに進んでる。で、結局言えずに終わって、また「やっぱり自分はダメだ」とループに入る。
ネイティブも実は文法ぐちゃぐちゃで喋ってるし、外資のチームには英語が第二言語のメンバーが普通にたくさんいる。みんな間違えながら話してる。伝わればいい。正しさは二の次。 これを腹で理解できると、固まりはかなり溶ける。
短くていい。「I think... maybe we should check this first?」で十分プロ。完璧な一文より、不完全でも出した一言のほうが100倍仕事を進める。
ここで残酷な事実をひとつ。会議室は、英語の会話を練習する場所として最悪なんだよね。
評価されてる、上司が見てる、間違えたら仕事に響く。プレッシャー満載の場所で、生まれたての会話筋肉を育てるのは無理がある。プールで溺れかけてる人に「ここで泳ぎ方を覚えろ」って言ってるようなもの。
会話の筋肉は、間違えても誰も評価しない、笑われても次の話題に流れる、そういう低リスクで人間的な場所でしか育たない。アプリのAIや単語帳じゃ足りない。生身の人間と、どうでもいい雑談を、何十回も重ねる。それが唯一の道。

考えてみてほしい。週末に、外国人の友達と近所のカフェで「最近のドラマ」とか「美味しいラーメン屋」の話をしてるとする。間違えても誰も減点しない。相手はあなたを「英語の生徒」じゃなく、ただの友達として見てる。
それを何度か重ねると、何が起きるか。月曜の会議で、文を組み立てる前に口が動くようになる。雑談で鍛えた口は、会議でも勝手に動く。 プレッシャーのない場所で作った回路は、プレッシャーのある場所でちゃんと使える。
しかもおまけが大きい。英語が「テストの科目」から「友達と通じ合う手段」に変わると、勉強が一気に楽しくなる。義務感で続けてた頃とは別物だよ。😎

SewaYou は、地図ベースで「今あなたの街にいて、新しい友達を探してる人」が見えるアプリ。マップを自分の地域に合わせて、プロフィールを読んで、週末にお茶や散歩ができそうな人にメッセージを送るだけ。すぐ消える言語交換アプリとも、フェードアウトする相手とも違う。あなたと同じものを探してる、近所のリアルな人たちと出会える。
目的は、英語職場から逃げることじゃない。一つのオフィスに「自分が通用するかどうか」の判定を、まるごと預けるのをやめることだよ。あなたは10年積み上げてきた。あとは、評価されない場所で口を動かす回数を増やすだけ。
今夜、マップを自分のエリアに合わせて、プロフィールをいくつか読んで、正直なメッセージを2通送ってみて。会議は月曜になればまた来る。でもその頃には、会議室を怖がらなくていい自分になってるかもしれない。💬
英語が文法的に合ってるのに伝わらないと感じる人は、英語の文法は合ってるのに、なぜか伝わらない本当の理由。
会議や複数人の場で急に空気になってしまう人は、英語のグループ会話で、いつの間にか自分だけ蚊帳の外になる問題。